みんからきりまで

きりみんです。

再就職しました

2ヶ月ほど無職を満喫したので、8月からまた働き始めました。


■合わせて読みたい
シャカイには勝てなかったよ...(退職しました)
http://d.hatena.ne.jp/kirimin/20130606/1370527815

退職してから

退職して無職の間は本を読んだりコードを書いたりやりたかった事をたくさんやって有意義に過ごそうと思っていたのですが、時間があまりにもあると人間はかえって何もする気が起きなくなる事を学びました。
私がずっとニートをしていた頃に何も有意義な事が出来ず自堕落な生活をしていたのは、きっと当時は駄目な人間だったからで、今はやりたい事もたくさんあるしきっと立派な無職生活を送れるはずだという自信がありましたが、別にそういうわけではなく単に暇と金欠は人間を簡単に駄目にするし精神を蝕んでしまうのでした。


ニートをしていると「あぁ、普通の人達は毎日辛い労働をしていても頑張って生きているというのに、私はこれだけ時間が有り余っていても自分の好きな事に取り組む事すら出来ないどうしようもない駄目人間だ」なんて思えてくるのですが、自分で自分を律して何かに取り組む事は拘束されて決められた時間に仕事をするよりもずっと難しい事で、大抵の人はそんな事なかなか出来ないのだなぁという事が分かってきました。
拘束されて時間を決められていれば意外といろんな事が出来るし、そうやって毎日ちゃんと会社に行きさえすれば特別な事はしていなくてもなんとなく許されたような気持ちになれるので、働くという行為は大変ではあるけど、とても楽な事でもあるのだと思いました。


まだ働いた事がない人は、あまり自分の事を特別に駄目で無能で繊細だとか思わずに、騙されたと思って働いてみるのもいいかもしれません。
お金貰えるのうれしいし。

就職活動(1年半ぶり2回目)

話が逸れましたが、仕事辞めて時間が出来たらやりたいと思っていた事は一通りやって満足したし、貯金が尽きて明らかに次の月末を越えられない感じになっていたので、就職活動をしました。
1年半ぶり2回目の就職活動は、1回目のような辛いシューカツ感は特に無く、普通に興味を持った会社の面接を受け、普通に自分の出来る事や興味のある事を説明するという大変健全なものでした。
技術職になって良かったなと思いました。海外ボランティア経験とかをアピールする自信のない人は技術職になりましょう。
あっさりと就職活動は終了し、また働く事になりました。

新しい仕事

相変わらずプログラマです。
もう毎日スーツを着なくても良くなったし、業務は前より難しいけど新しい事をどんどん覚えられて面白いし、技術が大好きな人達と働けているので楽しいです。


それから、おそらく前の日記からいろいろと退職祝いを頂きました。
ありがとうございました。
おかげさまでさいこうのなつです。


あと最近読んだペンギン・ハイウェイという本がたいへん面白かったので、ぜひ読んでください。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201005-05/