みんからきりまで

きりみんです。

すべてがポモドーロになる

ミーハーなので最近流行りのSOFT SKILLSを読んでたらポモドーロ・テクニックはいいぞと書かれていた。
ちょうどその頃3ヶ月も休暇を取ったにも関わらずどんどん生活が自堕落になって困っていたしリモートの仕事が始まったりもするのでさっそく試してみた。

やりかた

SOFT SKILLSに習ってKanbanFlowを使ってる。

kanbanflow.com

このツールはポモドーロタイマーが付いたかんばんボードで、TODOリスト兼ポモドーロタイマーとして利用し始めた。(かんばんについてはあまりよく知らない)

https://i.gyazo.com/9735ab0663e34f80f2c0d95a4702c271.png

上の画像みたいな感じで今日やる事、今週やる事、来週以降にやる事、毎日やる事みたいな感じで分けて家で行うあらゆるタスクを書き出してる。
最初はもっと細かく分けてたんだけど全然使いこなせなかったので今の形になった。
各タスクには必ずどのくらい時間が掛かるのかを入力するようにしてる。

あとはポモドーロ・テクニックに従って25分区切りでタスクをこなして行くだけ。
ただし休憩時間とかはわりと雑な感じでやってる。

最初は家での作業管理に利用してたけど便利なのでボードをもう一つ作って仕事でも使うようになった。

解決したかった課題

僕は元々かなり先延ばし癖があり、食器洗いを何週間もやらなきゃやらなきゃと思いつつ溜め続けその間ずっとそれが気になって他の事にも集中出来ないみたいなどうしようも無さがある上に、社交不安的なアレでメールボックスやメッセージサービスを確認するのがとても怖くてズルズルと先延ばしにしてしまいそれだけで1日が潰れたりする。
やりたい事が山のようにあるのにそういう事で時間を無駄に消費するのが本当に嫌で、ポモドーロの力でそういうのをどうにかしたかった。
(メール恐怖症にはもっと根本的な解決が必要な気もしているが)

効果

ポモドーロをやったからと言って作業に集中出来るようになったかというとあまりそんな事は無いんだけど、タイマーを付ける事によって作業に取り組むために気持ちを切り替えるのがとてもやりやすくなった。
タイマーのスタートボタンを押すというのはゲームのようで動き始めるきっかけとして丁度良いし、面倒だったり時間が掛かるのでなかなか始められない作業でも「とりあえず25分」と考えると取り組みやすい。

このKanbanFlow運用には色々なメリットがあって、単純にタスクを書き出すというだけでも「なんとなくやる事がたくさんで時間が無い気がする」「やりたい事が色々あって何を優先したらいいのか決められなくて結局ダラダラしてしまう」といった脳のメモリ不足的なパフォーマンス低下を抑える事が出来る。
今まではどうもしっくり来るTODOアプリが無くて結局テキストエディタでTODOを適当に箇条書きする、という運用だったけど、KanbanFlowは今のところ上手く利用出来ている。

見積もるということ

更に重要なのがタスクを見積もるという作業だ。
僕は今までの業務経験から工数見積もりというのをとても重要だと思っていて見積もりさえ適切に行えていればほとんどの残業や炎上は発生しないはずではとすら思っている。(げんじつはもっときびしい)
KanbanFlowでタスクを見積もり実際のポモドーロ履歴で振り返れば、単純に工数見積もりの精度を上げる練習にもなるし、おおよその作業時間が見えていれば予定も立てやすい。
あと、大体の面倒な作業は冷静に時間を見積もってみるとイメージするよりも短い事が分かり取り組みやすくなる。(例えば食器洗いや洗濯はやれば数分で終わってしまう)
特に僕は工数をかなり悲観的に見積もっていて、それが先延ばし癖の原因である事が分かった。

すべてがポモドーロになる

今までこの手のライフハックやTODOアプリが長続きした試しがないのでいつまで続くのかは不明だけど今のところはかなり大きな効果を感じているのでしばらくは投げずに続けてみたい。