みんからきりまで

きりみんです。

マトリックス図のポジショニングマップでタスクを管理するのが良い感じという話

定期的に訪れるタスク管理ネタです。

ここまでのあらすじ

kirimin.hatenablog.com

タスク管理のためのいわゆるTODOアプリについては色々なものを試してきて、KanbanFlow→Habitica→GitHub→Todoistと移り変わっていった。

しかし、結局Windowsのメモ帳やVS Codeで新規作成したタブをTODOリストとして使ってしまうという現実があった。
そして結局それが一番柔軟であることに気づいた僕は、最終的にマークダウンで補完をしてくれるクラウドメモアプリInkDropに雑にページを追加しTODOを書きなぐっていく運用が最強という結論に落ち着いたのであった。

https://i.gyazo.com/ed30840d2da44a0ebeb85d8df9fa8595.png

その後の課題

しばらくInkDropを使用したTODO管理は上手く回っていて、毎日のTODOをとりあえず新規ページに箇条書きしたり、思考整理のためにやりたいことの列挙や企画書的なものなどInkDropを活用してきた。

しかし、最近個人で取り組んでいる大小様々なタスクや直近、将来的にやりたいことなどがどんどん増えていき、常に「無限に書き出されたTODOに追われ優先順位も上手く付けられない」という状態に陥ってしまった。
つまり、TODOの消化が追いつかなくなってしまい優先順位の決定が重要になってきたのだ。

こうなると単なる箇条書きやその順番の入れ替えによる優先順位決めだけでは限界が来てしまった。

そこで、追加のタスク整理ツールとして、マトリックス図に書き出してみるというのを考えてみた。

マトリックス図のポジショニングマップ

よく何かを分析したり自分のプロダクトのポジションを考えたりするのにポジショニングマップというのを使うらしい。
また、マトリックス図を使って自分にとって何が大切なのかを分析するような手法も調べると無限に出てくる。
これを日々のタスク管理にも利用出来ないかと考えた結果、ポジショニングマップ.comというマトリックス図を簡単に作れるサービスを使ってタスクを整理するというのを試してみた。

具体的には縦軸を重要度、横軸を優先度とした二次元の図の上にタスクをひたすら配置していくというものだ。実際に運用しているイメージは以下のような感じ。

gyazo.com

はずかしいので雑にモザイクをかけたせいで分かりにくいかもしれないけど、要するに右上にあるものほど今すぐ取り組みたいタスクということになる。
実際にこのように図にしてみると果てしなくタスクがあるように思えても右上の領域に位置するものはそれほど多くないという事が分かるし、どれをどのくらい優先してやりたかったのかというのもすぐに見て思い出すことが出来る。

更に「今はやらないけどいつかやりたいそんなに重要ではないこと」も左下の方に置いておけば優先度決めのコストを圧迫せずにメモすることが出来る。つまりこの図一つで直近やりたいことからいつかやりたいことまで全て管理できるのだ。
ちなみにこのツールではアイテムに色を付けられるので、緑は学習系、水色は活動系、赤は技術系、ピンクは読書など色分けしている。

このツールの良いところは、いつでも自由に一瞬でアイテムの位置を移動させられるので、昨日まで左下に置いていたタスクをいきなり右上に移動させたりしても何の問題もないというところだ。

https://i.gyazo.com/928a73ccdef1a8d0ccbde4076b61ff0b.gif

とにかく頭の中の「やること/やりたいことが無限にあって逆に何も手につかない」という状態を取り除き、常に俯瞰した状態でタスクを意識することが出来る。

相変わらずInkDropによるマークダウンベースのメモも大いに活用しているが、こちらもとても便利。