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みんからきりまで

きりみんです。

万年ニートだったけど専門学校入って社会復帰しました

日記

こんにちは、きりみです。


Twitterではあえて隠していましたが、2年間情報系の専門学校に通っていました。
だけど先日無事に卒業もしたことだし、そろそろもういいかなと思ったので、入学するまでの経緯とか通ってみての感想とか書いてみようと思います。



ニート時代の話


いきなりですが私は義務教育を殆ど受けていません。いわゆる不登校というやつです。
ちゃんと学校に通っていたのは小学2年生くらいまでで、3年生くらいから中学卒業までは殆ど登校しませんでした。


学校に行かなかった理由は、もうあんまりよく憶えていません。
多分、子供社会特有のよく分からないノリだとか、意味不明な学校のルールだとか、先生の理不尽な怒り方だとか、そういうものにどうしても馴染めなかったんだと思います。
そして、子供は何故かあまり気付かない「学校なんか行かなくても別に死ぬわけではない」という衝撃の事実に運悪く(?)気付いてしまったという感じです。


まあ、そんなこんなで家でぼーっと天井の木目をなぞったり、主婦向け番組を観たり、空想にふけったり、RPGを何十週もクリアしたりしてるうちに、いつの間にか中学を卒業していました。


その後、なんとなく成り行きで不登校仲間だった1つ年上の友達が通っている地元の通信制高校に入学しました。
その高校は学校とは言っても投稿日や授業は特に無くて、渡された問題集を年内に終わらせて、ついでにテストを受けさえすれば単位が貰えるというなんとも便利なシステムだったのですが、その問題集をやる事すら面倒臭かった私は、1年分の単位だけ習得してすぐに中退してしまいました。
今考えると大変勿体無い。


それからは名実ともにニートです。
この頃にはすっかりネット廃人になっていて、一日中掲示板やらネトゲやらに張り付いてました。
当時はそんな生活に特に危機感を持ったりはせず、でも漠然と「人生楽しくないな。隕石降って来て地球滅びないかな」とか思いながら過ごしていました。



きっかけはTwitter


そんな平和で閉鎖的な日々を大きく変えたのがTwitterです。
Twitterは元々別のインターネットでの友達に誘われて始めたのですが、あっという間にTwitterに心を奪われた私は、気付けば一日中Twitterに張り付きつぶやき続けるTwitter廃人になっていました。


Twitterを始めてしばらくすると、いろんな人と仲良くなり、オフ会に参加したりもするようになりました。
そして今まで殆ど人と接する機会の無かった私は、様々な事を知り様々な経験をしました。


そして、急に危機感が湧いて来ました。
Twitterで知り合う人はみんな凄い人ばかりなのにどうして自分はこんなに無能なんだろう。
真っ当な人生を歩んでいたら今頃どんな人間に成れたんだろう。
このまま何もせずに人生終わってしまうんじゃないか。
そんな事を考えるようになって、随分落ち込みました。この頃が一番精神的に参ってたかもしれません。


とりあえず出来る事から何か始めようと思った私は、生まれて初めてアルバイトに挑戦しました。
(採用されるまで散々落とされたけど)


アルバイト先は結構な激務ですぐに人が辞めてしまうような所でしたが、私は自分で思ってた以上に上手くやれました。
私はずっと働くのは恐ろしい事だと思っていて、普通の人が当たり前に通えている学校ですら恐ろしい所なのに、そんな普通の人ですら辛い辛いと口を揃える仕事というのは余程恐ろしい所なのだろうと思っていました。
働いてみて、確かに大変だけど、お金の為だと割り切れるし目的が活動のはっきりしてるので、学校よりも自分には合ってるんだと感じました。
自分が他の人よりも出来るという優越感と、何よりお金を貰えるという喜びが大きくて、アルバイトはしばらく続けました。
でも、やっぱりちゃんと勉強してもっとしっかりした仕事をしたいと改めて思いました。


その頃、いい加減な気持ちで受験した高校卒業程度認定試験(大検)に何故かたまたま合格してしまい、今まで漠然と考えていた進学が急に現実的な話になってしまいました。
とは言っても、生まれてこの方まともに勉強なんてした事が無い私が大学受験なんて出来るわけも無いので、まあ行くなら専門学校だろうと考え、更に自分にも出来そうな事がプログラミングくらいしか思い付かなかったので、消去法で情報系専門学校に進学する事に決めました。


学校選びでは、いろんな学校の紹介やカリキュラムを見て、一番地味でまともそうな所を選びました。
費用は奨学金+学資ローンで、なんとか親を説得しました。


そんなこんなで人生の半分以上をヒキニートとして過ごした私は専門学校に通う事になったのでした。



入学してみて


学校での生活は何もかもが新鮮でした。
机を並べて授業を受ける、休み時間に友達とくだらない話をする、放課後に寄り道をする。
私の率直な感想は「アニメの世界に入ったみたいだ」でした。


私の入ったクラスは年齢層が比較的高くて落ち着いた雰囲気だった事もあり、本当に平和な学園日常アニメみたいな空気が漂っていました。
気の合う友達もすぐに出来て、今までの生活が嘘だったかのようにすぐに馴染んで行きました。
しんどい事もそれなりに多かったけど、その分楽しい事も多かった。
義務教育時代みたいに教師がアホみたいに生徒のしつけに燃えてたりしないのも良かったですね。



勉強は


一方、学業面では最初はかなり苦戦しました。
私はまともに教育を受けていない上に、特に自学していたわけでも無いのです。
それはどういうことか。
私は漢字がほとんど書けませんでした(今も書けないけど)。
割り算の仕方が分かりませんでした(学校では掛け算までしか習っていない)。
もちろんノートの取り方やテスト勉強の仕方やテストの解き方も分かりませんでした。


結果、最初の大きな試験は悲惨なことに。
実習は出来ていたのに、筆記試験の影響でほとんどの単位が低評価でした。
まあ、流石に半年も経つ頃にはコツが掴めましたが。
資格試験に合格したりもして次第に自信が付いて行きました。



就活について


就活はしんどかった。
友達が春には決まっていく中で、私はなかなか決まらずに夏の終わり頃まで就活してました。
就活で一番ネックだったのは高校中退という経歴です。
面接で「高校は基本的な人格を育む場でもあるからね、それを出ていないとなると人格を疑われても仕方がない。どこの会社行ってもロクな扱いは受けないと思うよ」とか言われたりもしました。
高校中退でそんなに人格を疑われるなら、実質小学校中退の私は一体どんな人格破綻者なんだよ!と心の中でツッコミましたが。

最終的には驚くほど希望通りの企業から内定を頂く事が出来ました。



ぶっちゃけ専門学校ってどうよ


ここまで読んでくれた方なら分かると思いますが、私は行って良かったと思っています。
しかし、「専門学校素晴らしいよ!みんな専門学校入学しよう!」と言えるかと言えば微妙なところ。


私が入った学科はとてもしっかりしていました。授業内容も専門学校としてはかなり良質だったと思っています。
クラスメイトは真面目で技術好きの子が多くいて、話が合って楽しかったです。
数十人いるクラスメイトのほとんどが正社員として技術職に内定していて、退学したのは数人だけです。

しかしこれはあくまでも私の入ったクラスの話です。
悲しいことに、同じ学校でも他の学科では、ほとんど授業で何も教えてないとか、どんどん学生が辞めていくというような話も聞きます。
他の学校の事は分かりませんが、きっともっと酷い学校ももっと素晴らしい学校もあるんだと思います。


もし専門学校に入りたいと考えているならば、事前によくカリキュラムや紹介を確認し、ちゃんと見学にも行ってどんな教員や学生がいるのかを調べた方がいいでしょう。
とはいえ、正直その辺は運の要素もかなり強いと思います。
大切なのは、入学さえすれば望みが叶うなんて決して思わず、たとえどんな環境だったとしても学生という有利な立場を最大限利用して何かを掴みとってやるくらいの気持ちを持つことじゃないかなーと。
私が言ってもまったく説得力がないですね。
でも、実際専門学校なんて入学しただけでは何の価値もないのですから。



最後に(Twitterで知り合った全ての人へ)


春からは技術者として働きます。
正直、今の生活は本当に夢みたいで、いつもこれは夢で目が覚めたら友達が一人もいないヒキニートのままなんじゃないかって思ってます。


短い間にこんなに状況を変える事が出来たきっかけは、やっぱりTwitterだったと思います。
Twitterを通してたくさんの人と出会って、たくさん楽しい思い出や自信を貰って、だからこそもっと楽しい人生にしたいと思えました。
TLで絡んでくれた人、遊びに誘ってくれた人、何度も奢ってくれた人、私の人格や書く文章を褒めてくれたり好きだと言ってくれた人。


ありがとうございます。


なんかください。