みんからきりまで

きりみんです。

自粛ストレスで5ヶ月間休んだ間のまとめ

こんにちは、6月から仕事を休んでいましたが、11月からひとまずまた業務委託で働き始めました。
休むことにした経緯などは以下のエントリに書いています。

kirimin.hatenablog.com

その後、5ヶ月のあいだにあったことややったことなどをまとめてみようと思います。

時系列順のふりかえり

6月

休むことを決める前後はかなり精神的に疲れていて、とにかく休みたいという感じでした。
休むことが決まってだいぶ気が楽になると同時に、「また体調を崩してしまった」「また上手くやれなかった」という落ち込みと今後への不安が襲ってきてぐったりしていました。自分はわりと体調起因で仕事を離れることが多く、特に多くの同業者が快適だと言っているフルリモートの環境に上手く適応出来なかったということがショックでした。

ただ、引きずっていても仕方がないのでとりあえず心身を休めて活力を取り戻すことを最優先に考えて過ごそうと思っていました。
この頃は(というか自粛以降はずっと)とにかく外に出るのが億劫で、運動をしようと思っても続かないし、それどころか目の前のコンビニまで行くのすらだるくて出前ばかりの生活でかなり不健康でした。
少しでも身体を動かすようにしようと、ジョギングをしてみたりフィットボクシングをしてみたりしていました。
また、(前年末頃に)日当たりの良い部屋に引っ越したので花の苗を買ってベランダで育てたりもしていました。
この頃は職域摂取が始まった頃で、同業者がどんどんワクチンを打つ中で職域摂取の無い自分は打てるのかということばかり考えていた気がします。

7月

この頃になるとだいぶ気持ちは楽になってきて、「ああ、ストレス源のない生活ってこんなに平和なんだ。どうして人生いつもこういう状態にならないのだろうか」と考えていました。
余裕が出てきたことによって生活改善や趣味のことを考える余裕が出てきて、古くなっていた家具を新調したりしばらく放置していた活動を再開したりしました。

この頃は仕事を休む前からずっと発生していた夜になると謎の微熱と倦怠感が出るという症状に悩み、運動しているわりには体力も全然回復せず、「無自覚コロナの後遺症なのでは」と疑っていました。
ワクチンを打つと後遺症が改善するというような記事がこの頃あって、デルタ株の猛威がピークだったこともあり、ますます早くワクチンを打ちたくてイライラしていました。

8月

8月の始めにようやく接種券が届き、すぐに自衛隊大規模接種会場の予約競争に参加して1回目のワクチンを打つことが出来ました。
一方でこの頃は東京の感染者数がすごいことになり、医療崩壊状態になっていたため、精神的にはまた結構不安が強くなり、一人でファストフード店で食事するのも怖くてしばらく無理だなーという状況でした。

9月

9月の始めにとうとう2回目のワクチン接種が終わり、このことで相当心が楽になりました。もちろんワクチンを打っても完全に安心出来るわけではないという情報は散々見ていましたが、それでもやはりワクチンへの期待は大きく安心感がありました。
一方で2回目は副反応がかなり強く出て、二日間39度の熱と頭痛で寝込んだあと2週間くらい軽い頭痛とだるさが続きました。

ワクチンを打つのと同じ頃に心療内科で行った定期血液検査で肝臓の数値が非常に悪化していると言われ、もともと肝臓が悪いのではないかという自覚症状にも心当たりがあったため、副反応が落ち着いた頃に肝臓に詳しそうな内科で検査をしてもらいました。
エコー検査のあと血液検査もしてもらいましたが、診断結果は重度の「非アルコール性脂肪肝炎」ということで、原因は生活習慣だろうということでした。
脂肪肝炎というのはまあようするに内臓脂肪がひどい状態で肝臓にスリップダメージが入り、代謝などが悪化し、放置すると肝臓がんや糖尿病などを誘発するという地味にこわい病気らしいです。
たしかにガリガリだった10代の時から20代は年々体重が増えていき何度ダイエットしてもリバウンドし、コロナ禍でさらに急激に体重が増えていたのでそれはそうという感じでした。 (4年で25kg増えた。うち15kgはこの2年)

医師から痩せないとヤバいと言われ、脂肪肝の改善には1日30分ほどのウォーキングが良いと言われ、心療内科でも前々から「朝に散歩する習慣をつけると薬を飲むのと同じくらい効果がある」と言われていたので、毎朝出来るだけ30分散歩するようにしました。

10月

ワクチンを打ったこと、コロナ感染状況が急速に落ち着いてきたこと、そしてウォーキング習慣がついたことによってこの頃はもうほとんどしんどくなる事がないくらいに体調が安定してきました。

そしてこのままずっと休んでいるわけにもいかないので、「年明けくらいまでに働けたら」という感じでゆるく次の仕事を探し始めました。といっても上手くやれそうな仕事をどう探したらいいのかあんまり思いつかず、求人サイトを眺めたり仕事を探していると身内向けに軽くツイートしたりしていたところ、ありがたいことに知り合いからいくつかDMをもらい、11月から働くことになりました。

というわけで、別にオチもないですがこんな感じで5ヶ月間過ごしていました。 仕事の話はまだ働き始めたばかりでやっていけるか完全に確証がないので、どういうことをしているかなどは落ち着いてから話すと思います。

体調のためにやったこと、よかったこと

休んでいる間に体調を改善するためにやったことや影響をあったんじゃないかと思うことのまとめです。

運動は結局ウォーキングが一番よかった

運動が心身の健康に良いということは明らかですが、問題はそれを継続するためには心身にある程度の余裕がないといけないということだと思いました。しんどくなるとベッドから動けなくなるので。

フィットボクシング、リングフィット、ジョギング、ストレッチ、筋トレなど色々とトライしましたが、最終的にはウォーキングが一番よいという結論に自分の中ではなりました。
汗をかく系の運動は疲れるため飽きてくると継続が難しいというのと終わったらシャワーを浴びるなりしたいという都合上やるタイミングがむずかしいという問題点がありました。
一方でウォーキングはそこまで疲れないし着替えないと我慢出来ないほどの汗もかかないので、継続しやすいし少し長めにやっても疲れすぎることがあまりないので体調のコントロールがしやすいのが良いです。
また、運動という側面の他に散歩することによる精神への影響も大きい気がしています。まず何気なく近所を歩いて風景を眺めたり外の匂いを嗅ぐというだけでストレス解消になるし、日差しを浴びることでセロトニン分泌や生活リズムの改善に繋がるらしいです。
毎日ドアを開けて部屋の外に出るというのも大事で、外に出るハードルが下がることでアクティブになれます。

引っ越しは環境大事

1年ほど前に都心から埼玉南部に引っ越したのですが、物件探しの条件に「高めの階で窓からの見晴らしが良い」というのを入れていてその希望通りの部屋に引っ越したのがかなりよかったです。いつでも景色が見れるというのはそれだけで部屋にいることが多い生活では気晴らしになるし、日当たりがよいのも気持ちがいい。
また、前住居は築年数が古かったので地味に不便なことが多かったのですが築浅にしたことによって便利になりました。

生活習慣病に気をつけろ

分かってはいたことだけど、それでも舐めていた気がします。
生活が乱れて肥満状態になると、内臓脂肪や心拍機能なども含め身体の様々な部分に悪影響が出て、血行や代謝も悪くなるし血糖値も不安定になるしで、どんどん疲れやすく太りやすい負のサイクルに陥っていくのだと知りました。そりゃ自粛生活で心身を壊す人が増えるよなぁと思いました。

出来れば人と話したり会ったりした方がいいし一人でも出かけた方がいい

それはそうという感じですが、やっぱりこれはそうだなぁと感じます。性格にもよるかもしれませんが。
可能であれば自分はやはり週に1,2回はオフィスで同僚と顔を合わせるくらいの生活がしたい。それだけでも日々の充実感がだいぶ違ってくると思う。

とはいえ、まだ友人をご飯に誘うのもちょっと気が引けるご時世なのできびしい。
自分は親と定期的に電話で雑談したり、両親と自分がどちらもワクチンを2回打ったあとは何度か実家に帰ったりしました。
あと今くらい落ち着いている状態であれば一人で景色の良い場所に行ったり多少人が行き交う場所を歩くだけでも孤独感が薄れるかもしれません。

まとめのまとめ

これから世界がどうなっていくのかはまだまだ分からない感じですが、コロナ後の世界で快適に生きていくにはどうしたらいいのか、手探りで考えていくしかないですね。
俺たちの戦いはこれからだ!