こんにちは、きりみんです。
2/29に開催予定の技術書典8にサークル参加予定だったのですが、残念ながらコロナの影響によりイベントが中止になってしまいました。
それ自体はやむを得ない事だし特に異論もないというかむしろ運営のみなさんにはこの苦難をなんとか乗り越えてほしいという気持ちです。
さてそれはそれとして、サークル「きりみんちゃんねる」では新刊として「AtCoderの歩き方」という本を出す予定で、すでに300冊の入稿をしてしまった後だったのですが、電子版をBOOTHにて販売することにしました。
この判断は若干迷って、電子版を売ってしまうと紙の在庫を消化する難易度が上がってしまうので次のイベントまで温めておくという選択肢もあったのですが、今回の本は特に完全な趣味で書いた側面が強くAtCoderを布教したいというモチベが強いので、次のイベントを待たずに電子版を販売という形で公開してしまうことにしました。
というわけで、技術書典8で配布予定だった本を既刊も含めて紹介することにしました。
ちなみに期間限定で全ての本を20%OFFにしているので、この機会にぜひ購入してくれると嬉しいです。
新刊 AtCoderの歩き方 -数学が得意じゃないエンジニアにこそ競技プログラミングを布教したい!-
この本は、著者がハマっている競技プログラミングサービスの AtCoder の魅力を もっとたくさんの人に知ってもらいたくて書いたものです。
みなさんは競技プログラミング/プログラミングコンテストというものをご存知で しょうか。
かなり昔から行われているものではあるので、存在は知っているという方が 多いかもしれません。
一方で、実際にやったことがあるという人はプログラマーでも少 数なのではないかなと思います。
競技プログラミングはプログラミングを使用して数学的な問題を解く速度や正確さを競い合う遊びです。
実は競技プログラミングは近年ブームの兆しを見せています。特に数学が好きな理系の学生など、かなり若い層を中心に広まっています。
しかし、著者は競技プログラミングを数学やアルゴリズムに苦手意識がある社会人エンジニアにこそもっと布教したいと考えています。
競技プログラミングに取り組むことで、楽しみながら数学や複雑なアルゴリズムに対する思考や実装のスキルを身につけることができます。
実際、筆者も Android エンジニアとしては何年もガッツリ開発を経験してきました が、数学や高度なアルゴリズムが要求されるような分野にはとても苦手意識があり、全 く手が出せていませんでした。
しかし、近年では機械学習や XR などより高度な計算な どが求められる分野が増えてきています。
そんな時代に対応しコンプレックスを解消す るためにも、一緒にゆるーく AtCoder を始めてみませんか?
【まえがきより】
競技プログラミングサービスのAtCoderをもっと流行らせたくて書いた本です。
内容としては、競プロに興味があるけど何から始めていいかよく分からないという人や、プログラマーをやっているけど数学やアルゴリズム周りに苦手意識があって学習してみたいという人向けに、AtCoderとはどういうものか、始め方、過去問の探し方や勉強方法など知っておくと便利な知識などを紹介したガイドブックのような内容になっています。
AtCoderは勉強になるだけではなく趣味としてもとても楽しいので、興味があればぜひ読んで始めてほしいです。
具体的なコードや技法について解説した本ではないのでご注意ください。
既刊 エンジニアのためのプログラミング以外入門
この本は、著者が10 年ほどエンジニアとしていろいろな会社を渡り歩き仕事をしてきた経験を元に、エンジニアとしてこれから働く人や働き始めた人のためにエンジニアとして働くうえで著者が学んだり心がけていたりする「働き方」についてのTips を雑多に紹介する本です。
日本には優秀なWeb プログラマーがとてもたくさんいると感じています。あまり知られていない小さなベンチャーや零細企業などでも会社を引っ張っているハッカー精神を持った優秀なプログラマーが大抵一人はいたりします。
一方で、多くの開発現場でプログラマーのプログラミング以外のスキル、いわゆるビジネススキルやソフトスキルといわれるようなスキルはあまり高くないと感じることがあります。
せっかく優秀なプログラマーが開発に携わっていても、マネジメントや進捗管理などが出来ていなかったり、適切なコミュニケーションや情報共有が出来ていないために開発がうまく進んでいなかったり生産性が低かったりしている現場を多くみてきました。
本書ではエンジニアが働く上での「プログラミング以外」の部分に焦点を当て、筆者のちょっとしたTips を紹介してみようと思い書いた本です。中には「そんなことは当たり前だ」と思う内容や「自分はそう思わない」と感じる内容もあるかもしれません。
あくまでいろいろな開発現場をみてきた筆者のポエム集として、一つの参考として受け取ってもらえれば幸いです。
【まえがきより】
■対象読者
• これからWeb 業界で働く予定の人
• エンジニアとして働き始めたばかりの人
• プログラミングには自信があるのに開発がうまく行っていない、残業が多い、組織からの評価があまり高くないと感じている人
■本書で得られること
• エンジニアとしてWeb 業界で働く上で知っておくと役に立つ「プログラミング以外」の業務スキル
• 筆者が様々な技術系のビジネス書を読んで学んだり実践したりして学んだ知見のサマリ
フリーランスを完全に理解できる本 エンジニアがフリーランスで働くための情報と知見
この本は、7 年ほどフリーランスのエンジニアをやっている著者が、フリーランスについて身をもって知った情報や知見などを共有するものです。フリーランス(個人事業主)の基礎知識から、様々な知見などを惜しみなく解説しています。
■主な内容
・フリーランスの基礎知識
・業務委託契約や請負契約、エージェントの解説
・エンジニアの単価や相場について
・税金や経費について
・確定申告について
・フリーランスのキャリアプランについて
■本書の対象読者と前提
筆者が Android アプリ開発者ということもあり、本書は主にエンジニア、特に都内の Web 系業界で働くプログラマを対象にしています。
しかし、各章の内容はエンジニア以 外の職種 (デザイナーやイラストレーターなど) の人でも多いに参考にしていただけるの ではと思っています。
また、フリーランス以外の方でも、副業で収入がある方や業務委託 契約の仕事をしてみたい方にも役立つ内容だと思います。
エンジニアのフリーランスという働き方については、あまりその情報が共有されておら ず、一部の行動力がある人のみがメリットを享受している現状があります。また、最近で は「フリーランス」という言葉を使った耳障りのよい詐欺のような情報や、「全ての人は 就職せずにフリーランスになった方がよい」といった無責任な情報を発信している人もお り、うさんくさいというイメージが付いてしまっている側面があると思います。
一方で、 その反動からか最近のインターネット上などではフリーランスという働き方を極端に否定 したり、リスクを過大評価してあたかも社会的弱者かのように煽るような言説も見られる ようになりました。
本書で扱うフリーランスの情報は、そのようなメリットやデメリット だけを盲目的に列挙するような内容ではなく、現実的なフリーランスという働き方につい ての情報を共有したいという想いで書きました。
【まえがきより】
既刊 Great Little girl Programmer kirimin-chan
幼女のきりみんちゃんが雪が降った早朝の町を散策したりするだけのフルカラーまんがです。
きりみんちゃんを知らない人でもオリジナル漫画としてたのしめます。
その他
きりみんちゃんが各本について紹介してる配信のアーカイブもあるのでよかったらみてください。